Free青森ワッツ今季初の全体練習 Bリーグ2部10月2日開幕に向け
バスケットボール男子Bリーグ2部東地区の青森ワッツは11日、青森市の県立保健大体育館で今季初の全体練習を行った。渡航制限や隔離期間を終えた外国籍選手を含む全10人が集結し、軽めのメニューで汗を流した。2020~21年シーズンは来月2日に開幕。ワッツは来年4月末までのリーグ戦でプレーオフ進出を目指す。
初練習では選手たちが入念なストレッチで体を温めた後、チャンスを想定したシュートや実戦形式の練習などで約1時間体を動かした。
主将として3季目を迎える門馬圭二郎(25)は「新型コロナウイルス感染症の中、競技ができることに感謝し、青森を元気づけられるようなシーズンにしたい」と抱負。北谷稔行アソシエイトヘッドコーチ(39)は「昨季の課題だったリバウンドを強化し、得点力向上を狙う。一つでも多く勝ちたい」と話した。
日本人選手は外国籍選手の合流を待たず、7月1日に始動している。今季新加入の寺嶋恭之介(28)=弘前市出身=は「これまで徐々に調子は上がってきている。地元出身選手として全力で戦う」と意気込んだ。