Free「柔道整復施術療養費支給申請書」9件紛失/青森県国保連

青森県国民健康保険団体連合会(理事長・小野寺晃彦青森市長)は4日、個人情報が記載された「柔道整復施術療養費支給申請書」の8月請求分9件を紛失したと発表した。職員が誤ってシュレッダーで破棄した可能性が高いという。現時点で申請書に関する問い合わせはなく、個人情報の流出はないとみている。
 紛失したのは、整骨院などで柔道整復師から施術を受けた際にかかった費用の7割を、療養費として施術者が仲介業者を通して同連合会に請求する際に必要な書類。被保険者の名前や年齢のほか、施術の内容などが記入されている。
 同連合会によると、8月11日に宅配便で書類が届き、担当者が受理。書類の件数を受付簿に記入後、鍵付きのロッカーに保管した。14日に電算入力のため申請書件数を受付簿に記入された件数と照合し、9件の紛失が発覚した。
 職員への聴取の結果、12、13日に行った申請書の内容点検の際、担当職員が個人所有していた参考資料の中に申請書が紛れ、混同に気づかないままシュレッダーで処理した可能性が高いとしている。
 既に仲介業者に報告と謝罪を行った。該当被保険者への説明と謝罪はこれから行う。同連合会は「関係各位に深くおわび申し上げる」と陳謝し、再発防止と信頼回復に努めるとした。

 
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