Free「青天の霹靂」魅力伝えます 青森県がPR隊/10月10日発売
青森県産ブランド米「青天の霹靂(へきれき)」の認知度向上を図るため、県の若手職員有志で構成する県庁ごはん部「青天の霹靂」PR隊の結成式が1日、県庁で行われた。活動6年目の今年は初めて女性を加えた20人で構成し、県内外のスーパーなどで販促活動を行う。隊員の任命書を交付した三村申吾知事は激励するとともに、2020年産の発売日を10月10日と発表した。
PR隊はこれまで青色を基調とした外観や、さっぱりした味わいにちなみ、販売路線のイメージに合う男性のみで活動してきたが、認知度の高まりや新たな客層の獲得に向け、女性も加えた。
結成式で隊員は「生産者の思いを届ける」「県産品の魅力を伝えたい」などと一人ずつ抱負を述べた。
女性隊員として新加入した県総務部財政課の大村七海(ななみ)主事(26)は「参加したいと思っていた。さっぱり感を多くの消費者に伝えたい」と意気込んだ。
県によると、新型コロナウイルスの影響でPRイベントの開催が限られるため、昨年より隊員を10人程度減らした。
20年産の作付面積は1615ヘクタール(前年産比65ヘクタール増)で、生産者数は682経営体(26経営体減)。全農県本部は、集荷販売計画を7600トン(250トン増)としている。