天鐘(8月18日)

源俊頼は平安後期の歌人。白河院の命を受けて『金葉集』を編んだ。題詠の定着によって趣を同じくする和歌が量産された時代に、「清新奇抜」を打ち出す。軽々しいと批判も浴びたが、歌壇に新風を吹き込んだ▼〈たなばたは ひまなく袖に つく墨を けふや逢瀬.....
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