Free塩味馬肉鍋やジビエハンバーグ商品化 館鼻朝市で販売/「くるりん」(五戸)
五戸町の居酒屋「くるりん」が、塩味の馬肉鍋と、野生鳥獣の肉「ジビエ」を使ったハンバーグを商品化し、9日に八戸漁港の館鼻岸壁朝市で販売する。試行錯誤を重ねて生み出したメニューで、店主の吉田伸吉さんは「両方とも素晴らしい仕上がりになったので、ぜひ多くの人に食べてほしい」とPRしている。
吉田さんによると、みそ味などの馬肉鍋は多いものの、塩ベースの味付けは全国的にも珍しいという。6種類のキノコなど具材たっぷりで、コラーゲンも豊富。優しい味ながらも、うま味たっぷりの逸品に仕上がっている。
塩味の鍋は約10年前に開発したが、これまでは町内で開かれる「五戸馬鍋マラソン」の大会後に参加者に振る舞っていたのみで、店では提供していなかったという。
ハンバーグは、鹿肉に馬と鶏の肉を合わせ、何度も試作して完成した。しっかりとした下処理が施されているため臭みが無く、低カロリーなのが特長で、自家製ソースとの相性も抜群だ。
価格はいずれも税込みで、馬肉鍋が1杯600円、ジビエのハンバーグが1個600円(2個で千円のセットも販売)。16日以降の朝市でも販売予定。