Free第12回「ふるさとあおもり景観賞」下北ジオダイニング(むつ)が最優秀賞、マテ小屋(六ケ所)に特別賞
青森県は5日、県内の景観形成に貢献している建造物や地域活動などを表彰する第12回「ふるさとあおもり景観賞」の受賞作品を発表した。県南関係では、地域づくり活動部門で自然に囲まれながら地元食材を楽しむイベント「下北ジオダイニング」(むつ市)が最優秀賞に、公共建築物部門で漁に使用されていた「マテ小屋」(六ケ所村)が最優秀賞に次ぐ特別賞にそれぞれ輝いた。
県が主催し、魅力ある景観づくりを推進するため毎年実施。今回は5部門に26件の応募があり、受賞作品に3部門の5件を選んだ。
下北ジオダイニングは、むつ市の一般社団法人「しもきたTABIあしすと」による地域活動の一環。下北ジオパークの豊かな自然を見ながら地元食材を味わうイベントで、地域の魅力を伝える新たな取り組みとして注目されている。
マテ小屋は全国的に現存している数が少なく、貴重な景観として評価された。
このほか受賞作品は次の通り(敬称略)。
▽公共建築物部門・最優秀賞=鶴田町立歴史文化伝承館▽屋外広告物部門・最優秀賞=弘前市街観光誘導サイン▽地域づくり活動部門・最優秀賞=弘前工業高校お城隊(弘前市)