Free奥羽牧場で牧草の刈り取り開始/七戸
七戸町鶴児平の家畜改良センター奥羽牧場(瀧本昌彦場長)で25日、肉用牛の飼料となる一番草の刈り取りが始まった。強い日差しが照り付ける中、トラクターが青々とした牧草を刈り取っていった。
同牧場によると、この時期の牧草は栄養価が高いのが特徴。牧草地は約430ヘクタールで、刈り取った後に干したり発酵させたりして肉用牛に与える。
「鎌入れ」と呼ばれる今年最初の作業は、午前9時ごろから開始。トラクター2台が専用の機具を付け、約1メートルほどに伸びた一番草を刈り込んだ。
担当者は「今年は適度な雨もあって順調に生育した。この調子で早く乾燥も進んでいけば」と話した。
作業は10月ごろまでを見込んでおり、約2千トンの収穫を予定している。