Free八甲田丸から出火、防舷材焼く 巡視艇「さわかぜ」出動/青森港
9日午後0時20分ごろ、青森市柳川1丁目の青森港に係留されていた同市港湾文化交流施設「青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸」から煙が出ているのを通行人が発見し、119番通報した。消防車9台と青森海上保安部の巡視艇「さわかぜ」が出動し、約1時間後に鎮火。右舷後部の防舷材約10平方メートルを焼いた。けが人はいなかった。
青森署や青森消防署によると、防舷材は金属板と木材を使用。出火箇所は海側にあり、人が近寄れず、電気系統もない場所だという。八甲田丸は休館中だったが、職員2人が船内で事務作業をしていた。同署が出火原因を調べている。