Free「牛カツ御膳」25日提供開始 道の駅さんのへ
三戸町の道の駅さんのへ内にある「お食事処ふじ村」で25日から、最高級の青森ブランド牛を使った「牛カツ御膳」の提供が始まった。道の駅を訪れる人が地元の味を楽しめる“目玉メニュー”。新型コロナウイルスで行楽の自粛が求められる状況だが、関係者は「まず試験的に売り出し、新型ウイルス終息後に大々的にPRする。まず地元の人に味わってもらいたい」と力を込める。
道の駅さんのへ運営委員会(藤村立夫委員長)が主体となって開発した。三戸・田子牛の肩ロース肉150グラムを使用。揚げ時間は60秒で、レアな食感にこだわった。
味わいは多彩で、地元産のリンゴとニンニクを使ったソースのほか、マスタード、わさびしょうゆ、塩の4種類を用意した。
同運営委の宇藤毅平副委員長は、「地元産の非常に質が高い肉を、いかにおいしく食べてもらえるかを考えて開発した」と説明。価格は採算ラインぎりぎりに設定しており、「道の駅の集客を図る核のメニューになれば」と思いを込める。
調理を担う店主の藤村淳一さんは、「肉のうま味とカツの食感を、好みの味で楽しんで」と話した。
価格は2970円(税込み)で、1日限定5食。発売記念として、当面の間ソフトクリームをサービスする。