Free【新型肺炎】十和田、新郷で児童生徒受け入れ
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、全ての小中学校を臨時休校にしている十和田市教委は5日、保護者が希望する児童生徒の受け入れを各校で開始した。新郷村も同日、当初6日までとしていた休校期間を修了式の26日まで延長するとともに、9日からの希望者の学校受け入れを決めた。
3日から休校措置を取っている十和田市では、仕事などで親が見守りをできない家庭を支援しようと、26日まで受け入れる。小学1、2年生または特別支援学級に在籍し、なかよし会(放課後児童クラブ)に入っていない子どもが対象で、土日祝日を除く午前8時~午後3時、教室などで各校の職員が付き添う。市教委によると、初日は8校で33人が利用した。
一方、新郷村では5日の臨時校長会で、今後の対応を協議。村教委は「青森県内で感染者は出ていないが、全国的に収束する動きが見えないため」と休校延長の理由を語った。
同村の小中学校は2日から休校中。9日からの受け入れ時間は午前9時~正午で、授業は行わない。日によって対象学年を設けるなどして感染予防対策を図る方針。卒業式や修了式についても希望者のみの登校とするという。