Free複数言語でゲームやダンス フランス人と文化交流/八戸

フランス語のじゃんけんで参加者と交流するアーサー・デプレさん(中央左)
フランス語のじゃんけんで参加者と交流するアーサー・デプレさん(中央左)

八戸学院大の国際交流プロジェクトで日本に滞在しているフランス人アーサー・デプレさん(22)の交流イベントが19、20日、八戸市の多世代・多文化・多言語交流館「みらいえ chez Kamitomai」で開かれた。アーサーさんと参加者が仏、英、日の3カ国語で会話し、ゲームやダンスなどを一緒に楽しんでフランスの文化に触れた。

 アーサーさんはフランス・リール在住。同大の学生有志が取り組む国際交流プロジェクトに参加して昨年12月から日本に滞在している。

 19日のイベントには約10人が出席し、まずフランス語のじゃんけんや多言語であいさつをするゲームに挑戦した。

 続いて、アーサーさんがスライドを見せながら自身の経歴やフランスの文化、仏語の早口言葉などを紹介。日本語の習得方法については「日本のアニメを英語字幕で見ていたので、日本語が自然と耳に入っていた」と語った。

 アーサーさんはイベント終了後、「複数の言語を使って文化交流ができた。いい経験になった」と笑顔。

 同交流館を運営する上斗米正子さんは「アーサーさんのおかげで、集まった人の会話があふれる楽しいイベントになった」と話した。

 
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