Free「バッハ」でクラシックの魅力発信 八戸イカール国際音楽祭 8月14日開幕

チェロの生演奏を披露する金子鈴太郎さん(左)と河西諒馬さん

国内外から多数のアーティストが集う「八戸イカール国際音楽祭2025」(NPO法人日本アーツプロジェクト主催)が8月14~19日、SG GROUP ホールはちのへ(八戸市公民館)などで開かれる。今回は「J・S・バッハ~とことんバッハ~」をテーマに演奏を披露するほか、一般の希望者がアーティストから指導を受けるミュージックキャンプも併催。八戸からクラシック音楽の魅力を発信する。

 ディレクターは元NHK交響楽団首席奏者の永峰高志さんが担当し、チェリストの金子鈴太郎さん、ヴァイオリニストの石上真由子さんら人気アーティストが出演。山形交響楽団からも管楽器奏者が参加する。

 また、第48回全日本ジュニアクラシック音楽コンクールチェロ部門小学生中学年の部で第1位になった、八戸市立根城小5年の河西諒馬さん(10)らミュージックキャンプ受講生もコンサートに加わる。

 16日は、同市のデーリー東北ホールで開催発表会見があり、日本アーツプロジェクトの岡田照幸理事長、山形交響楽協会の西濱秀樹専務理事、金子さんが出席。金子さんと河西さんがチェロの生演奏を披露した。

 岡田理事長は「ミュージックキャンプを通じて子どもたちが成長し、出演するベテランたちと一緒にいい音楽祭を作れたら」と意気込みを語った。

 
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