Free官庁街通り、満開そろそろ 十和田で桜「開花宣言」

開花した十和田市官庁街通りのソメイヨシノ=17日午後0時25分ごろ(松橋広幸撮影)
十和田市春まつりを主催する市などは17日、官庁街通りの桜の開花を宣言した。昨年より4日遅いものの、調査を始めた2000年以降で5番目に早い開花。天候次第だが、20日ごろには満開となりそうだ。
官庁街通りは青森県内有数の桜の名所。1・1キロの通り沿いには、ソメイヨシノを中心に155本の桜がある。17日は午前中から青空が広がり、市現代美術館や市立中央病院前の木が淡いピンク色の花びらを見せていた。
開花に合わせ、市などは午後6~9時に桜をライトアップ。19日~5月5日には、官庁街通り周辺で春まつりを開催する。
期間中は、恒例の「桜流鏑馬(やぶさめ)」やステージイベントなどが行われる「とわだ自慢市」を実施する。お茶会やフリーマーケットなどの催事も予定。中央公園緑地には露店が並ぶ。花火の打ち上げは4月29日。
櫻田百合子市長は「今週末には満開の桜が楽しめそう。日々変化する十和田の桜の美しさを満喫し、皆の笑顔あふれるすてきな春になるのを期待している」とコメントを出した。