公務員やＩＴ技術者、医療事務など地元で活躍する人材を数多く輩出する、八戸市の専門学校アレック情報ビジネス学院（福井武久校長）は９日、ＳＧ　ＧＲＯＵＰホールはちのへ（市公民館）で入学式を開いた。新入生５３人は社会の即戦力となるために努力していくと決意を新たにした。

　本年度はＩＴエンジニア科１７人、総合事務科と公務員科が各１５人、建築科６人が入学した。

　式典で福井校長は「自分の考え方や生き方を変えたいと思うのであれば、すぐに行動に移してほしい」と激励。公務員科２年の中村琉斗良さん（１９）＝同市出身＝は「仲間と協力し、感謝の心を忘れずに、それぞれの目標に突き進んで」とエールを送った。

　新入生代表で総合事務科ビジネスコースの山岸由佳さん（１８）は「変化の時代に適応するには学び続ける姿勢と、それに対応できる高度なスキルの習得が欠かせない。地域と国家に貢献できる人材になることを目指す」と力強く宣誓した。