Free八戸えんぶり 寒くないぞ!舞、力強く
2日目を迎えた「八戸えんぶり」は18日、八戸市庁前市民広場でえんぶりが行われた。この日は「かがり火えんぶり」が予定されていたが、時折強い風と雪に見舞われたため、かがり火はたかれなかった。それでも観客たちはライトに照らされた幻想的な摺(す)りや舞いに酔いしれた。
この日は強風のため、福田上えんぶり組はテント内での披露となったが、次第に風が止み、大久保、常番町の2組が屋外のステージに登場。寒さに負けない太夫の力強い摺り、子どもたちのかわいらしい祝福芸が次々と披露され、観客からは大きな拍手が送られた。
会場には、家族連れや仕事帰りの会社員らが訪れ、足を止めてじっくりと見入り、日中とはひと味違ったえんぶりの魅力に触れた。
八戸圏域版DMO(観光地域づくり推進法人)「VISIT(ビジット)はちのへ」によると、18日の入り込み数は1万6千人で、昨年より1万2千人少なかった。
19日は、撮影会(史跡根城の広場)、一般公開(市庁前市民広場)、かがり火えんぶり(市庁前市民広場)、お庭えんぶり(更上閣)を予定する。