Free朝のニュースダイジェスト(4月13日)
【軽米で春呼ぶ農耕馬競り】
九戸畜産農協は12日、軽米家畜市場で農用馬の競り市場を開いた。岩手、青森両県など東北各地や北海道から62頭が上場。最高値は昨春に続き盛岡市の畠山福則さんが飼育した馬で、日本輓系(ばんけい)種の「姫華」の212万3千円だった。
【洋野でホルスタイン審査会】
乳牛の発育・成育の良さを競う第50回「陸中ホルスタインブラック&ホワイトショー」が12日、洋野町の大野地区で開かれた。経産の有無や月齢別の9部門で、久慈地域を中心に71頭が出場。骨格や肥育状況、ひづめの厚さなどを多角的に比較して順位を付けた。
【米軍三沢基地でジャパンデー】
米軍三沢基地の人たちに日本の伝統文化を知ってもらう交流イベント「ジャパンデー」が12日、同基地内で開かれた。三沢国際クラブの主管。神楽や忍者ショー、ねぶた囃子などが披露されたほか、書道や琴演奏、着物の着付け、盆栽観賞など多様な日本文化を体験できるブースが設けられ、米国人の家族らが楽しいひとときを過ごしていた。
【球春到来! 高校野球春の大会】
青森県高校野球のブロック大会が12日、県内各地で始まった。好天に恵まれた八戸市内では4試合を実施。保護者や野球ファンが詰め掛けたスタンドを大いに沸かせた。
【名所つくった先輩しのび桜を植樹】
二戸市で12日に開幕した桜祭りイベント「桜を見る会」を主催する二戸駅前地区連合町内会が、会場の川原橋付近に桜並木を育てた亡き先輩・小松務さんをしのび、1本の桜の苗を植樹した。何もなかった一帯に彩りを添えようと桜を植えた小松さんたちと、約半世紀がたち、育った桜並木でイベントを開催する現役世代。桜を通じた地域活性化への思いが、世代を超えて一つにつながった。