Freeはつらつプレー、球場にバットの快音響く 青森に「球春到来」

球春が到来し、はつらつとしたプレーを見せる選手ら=12日、八戸長根球場
青森県に「球春到来」を告げる高校野球のブロック大会が12日、県内各地で始まった。冬場の厳しい練習を乗り越えた選手たちは、グラウンドの上ではつらつとプレーし、球場にはバットの快音と声援が響いた。
好天に恵まれた八戸市内では4試合を実施した。長根球場で行われた八戸北―ウルスラの試合では、選手たちは試合勘を取り戻しながら、徐々に本領を発揮。両チームとも好プレーが飛び出し、保護者や野球ファンが詰め掛けたスタンドを大いに沸かせた。
初戦を制した八戸北主将の泉宗那さん(17)は「久々の試合を勝利で飾れてうれしい。この勢いで夏の本番へ向けて勝利を積み重ねていきたい」と笑みをこぼした。