八戸消防署主催のイベント「消防防災広場」が１２日、八戸市のイオン八戸田向店で始まった。はしご車搭乗や放水などの体験ブースが設けられ、多くの家族連れでにぎわっている。１３日まで。

　春の火災予防運動（１４～２０日）に合わせて開催。同店駐車場の一角に消防、救急車両や体験ブースが並んでいる。

　はしご車搭乗体験は長い列ができる人気ぶり。ヘルメットをかぶった子どもたちはバスケットに乗り込み、はしごが高所に上がると下にいる家族に手を振っていた。

　五戸町立五戸小１年の中嶋大希さん（６）は「高い場所は怖くないし、楽しかった。景色がよかった」と笑顔を見せた。

　会場の様子を見守った同消防署第２消防隊の太田勝裕隊長（５３）は「見て、体験してもらうことで火の用心の意識が高まれば」と呼び掛けている。

　１３日の開催時間は午前１０時～正午。