Free催し多彩、行楽客でにぎわう 二戸「桜を見る会」開幕

会場脇の土手にある桜並木。早咲きの桜は花がほころんでいる

二戸市石切所の二戸青果市場前で12日、桜祭りイベント「桜を見る会」が始まった。二戸駅東側にある川原橋付近の桜並木前で多彩なステージを繰り広げ、多くの行楽客でにぎわっている。13日まで。

 主催する二戸駅前地区連合町内会(小野寺吉次会長)が、区画整理の進む駅周辺のにぎわい創出を目的に企画し、5年目を迎えた。昨年から期間を1日から2日間に拡大するなど、二戸を代表する春祭りとして広く定着しつつある。

 桜は馬淵川沿いの土手に約50本並ぶ。ソメイヨシノはまだつぼみだが、5本ある早咲きの陽光桜は花がほころんでいる。夜間は午後10時まで、ピンクの光で桜をライトアップ。祭りの後も桜が散るまで続ける。

 

ステージのオープニングを飾った「にのへJr. マーチングバンド」
初日のステージは、市内の小学生による地域バンド「にのへJr.マーチングバンド」が初のコンサートを披露し幕開け。夜にはお笑い芸人・天津木村さんらによるトークライブや、来場者も参加した踊り「なにゃとやら」などを繰り広げた。

個性的な出店が多い
 会場では地元の飲食店などが出店。近くの枋ノ木(こぶのき)神社のご神体で、子孫繁栄などに御利益があるとされる「金勢様」にちなんだ珍グルメやグッズも人気を博している。

 13日は二戸地域の高校生らによる吹奏楽合同コンサートや、レゲエDJらのライブなどが行われる。

 
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