Free「地域の人々に信頼される救命士に」67人が決意 青森県消防学校で入校式

入校生を代表して宣誓する中畑元汰さん
青森県消防学校は9日、青森市の同校で入校式を開き、本年度採用された県内11消防本部の計67人が、火災や自然災害などから県民を守る消防の一員としての責務をかみしめ、心身の成長を誓った。
工藤正敬校長は「いかなる現場でも活動できる強靱(きょうじん)な精神力と体力の錬成に励んでほしい」と激励。入校生を代表し、青森消防本部の中畑元汰さん(28)=青森市出身=が「消防人としての責務を自覚して一生懸命勉強する」と決意を述べた。
式後の取材に八戸消防本部の二木優菜さん(18)=八戸市出身=は「男性に負けないよう、力を出し切って訓練についていきたい」と気合十分。幼い頃に救命士を志した同本部の杉本雅空さん(22)=同=は「地域の人々に信頼されるような救命士を目指し、心身を鍛えたい」と目標を語った。
入校生は約9カ月、救急・救助活動に必要な知識や技術の習得に励む。