【本屋を読む 文化発信地の今】第4部「未来へ」①取次㊤

取次業者を通して、書店に並ぶ本や雑誌。発売日や店頭注文などでさまざまな課題も抱える(写真はイメージ)
昨年7月末、八戸市の男性会社員(48)は、仕事の合間を縫って市内の書店へと足を運んでいた。お目当ては、その日が発売日となっていた地元出身作家の新作。ベストセラー作品の続編とあって期待に胸を膨らませていたが、いくら探せど、店には一冊も置いてい.....
有料記事です。新聞購読者は無料で会員登録できます。