Free勉強や課外活動、1年間頑張った 青森県内小中学校で修了式

担任の遠山理智教諭(右)から修了証書と通知票を手渡され、笑顔の1年1組の児童=26日、八戸市立城下小学校
青森県内の多くの小中学校で26日、修了式が開かれた。児童・生徒が勉強や課外活動、友人づくりなどに励んだ1年間に思いをはせるとともに、次の学年のスタートに期待を膨らませた。
八戸市立城下小では体育館で式典が行われ、在校生227人が出席。中奥尚子校長が「春休みはけがや事故、健康に気を付けて過ごしてほしい。4月にまた皆さんの元気な姿を見られるのを楽しみにしている」とあいさつした。
閉式後は各教室に移動。1年1組では、担任の遠山理智教諭が児童33人に修了証書と通知票を手渡し、「1年間頑張りました」とねぎらった。子どもたちはドキドキした様子で通知票をめくり、永澤芽生さん(7)は「苦手だった縄跳びが上達してうれしい。2年生になったらもっとうまくなりたい。かけ算もできるようになりたいな」と向上心をのぞかせていた。
県教委によると、この日は県内小学校の85・5%に当たる212校、中学校の85・6%の125校で修了式を実施。多くの学校で、来月7日から新学期が始まる。