Free六ケ所720万円で首位 八戸279万円の5位 22年度青森県市町村民所得

2022年度青森県市町村民経済計算
青森県が24日公表した2022年度の市町村民経済計算によると、1人当たりの所得は、核燃料サイクル施設が立地する六ケ所村が720万1千円(前年度比12・3%減)でトップだった。東通村が321万2千円(3・8%増)、三沢市が312万1千円(2・4%増)で続いた。八戸市は279万2千円(1・4%増)で5位だった。
県平均は前年度比2・2%増の270万4千円。4位は横浜町の301万3千円(16・1%増)だった。
市町村の経済活動を示す市町村内総生産は0・8%減の4兆4390億5500万円。市町村別トップは青森市の9824億6600万円(1・1%減)、2位が八戸市9070億9千万円(0・9%減)、3位が弘前市6243億9500万円(1・0%増)だった。
市町村民経済計算は市町村内で年度内に生み出された付加価値を、生産と分配の二つの面から捉えた指標。市町村民所得には企業所得が含まれるほか、非生産年齢人口を含む総人口で割っており、個人の所得水準とは異なる。