Free【モノクロームに色をつけて 北奥羽カラー写真館】燻炭作り

 昔懐かしい昭和の日常や風景を、身近にリアルに感じてもらおうと、デーリー東北が所蔵するモノクロ写真に色を付けてみました。写真をクリックすると、カラー化されます。

山のように盛り上げた粉から突き出た煙突。子どももいるけど、砂場ではなさそう。もくもくと煙も出てるけど、この場面は一体・・・?

 答えは、もみ殻をいぶして作る肥料「燻炭(くんたん)」の製造風景です。写真は1956(昭和31)年4月、八戸市郊外で撮影されたものだそうです。

 記事によると、「みちのくの春になくてはならぬ風景」とのこと。青森県内ではすっかり見ることができなくなりましたが、北海道の一部ではまだ続けられているそうです。

 子どもたちが集まっていることから想像すると、燻炭作りは各家庭の庭先で行われていたのでしょう。肥料を自家製でまかなうのは、今はやりの「SDGs」の先駆けといえるかもしれません。

 画像編集ソフトのAI編集によってカラー化しました。実際とは色彩が異なる場合があります。「写真の色が違う」「こんな色だった」というご意見がありましたら、お待ちしております。

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もしかしてここかも・・・?


 
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