Free全国選抜小学生プログラミング大会で優秀賞 田子ICTクラブ、町長に報告

プログラミングの全国大会で優秀賞を獲得した4人(左から、佐藤ららさん、宇藤麗さん、千葉橙さん、田中千尋さん)
今月2日に東京で開かれた「2024年度全国選抜小学生プログラミング大会」に青森県代表として出場し、優秀賞を獲得した田子ICTクラブの小学5年生チーム「ジョイフル!」の4人が11日、田子町役場に山本晴美町長を訪ねて結果を報告した。県南地方の郷土料理・せんべい汁の作り方を分かりやすく伝えるゲームを作った4人はそれぞれ、制作の苦労を振り返りながら、今年の新作の構想を披露した。
メンバーはいずれも田子小5年の佐藤ららさん、宇藤麗さん、千葉橙さん、田中千尋さん。佐藤さんと宇藤さんがイラストを、千葉さんと田中さんがプログラミングを担当。
4人は、田子ICTクラブを運営するタイムソフト(古田和美代表)の助言を受けながら、食材を集める、材料を切る、火が通りにくい順番で煮込むなど、せんべい汁の調理工程を楽しく学べるゲームを制作した。
町長室で4人は「大好きなせんべい汁を広めて未来に残したかった」「役割分担しながら頑張ることができた」などと報告。今年のコンテストに向けては「人の役に立つものを作りたい」「国の問題を解決して、地球を守るための作品を作りたい」と意気込みを語った。
ゲームに挑戦した山本町長は「ストーリー性があるゲームでとても面白かった。これからもプログラムを学んで将来の仕事に生かしてほしい」と激励した。