１７日は春彼岸の入り。八戸市内の生花店などでは１６日、亡き人に思いを寄せながら、墓前や仏壇に供える切り花を買い求める市民の姿が見られた。

　同市小中野５丁目の「フラワーショップ　イーフォルム」では、定番のキクやカーネーション、ストックなど、さまざまな色の花が店頭に並んだ。市民もひっきりなしで訪れ、その場で品定めしたり、事前予約していた花を受け取ったりしていた。

　同店で花を購入した、同市の４０代主婦は「ただ供えるだけではなく、自分や家族が見て楽しめることも考えて花を購入した」とほほ笑んだ。