Free目指せ、開かれた市議会 議場で箏演奏 三沢

議場で箏の演奏を披露する「『和・輪・わ』の会」のメンバー
議場で箏の演奏を披露する「『和・輪・わ』の会」のメンバー

三沢市の生田流正派「おこと教室『和・輪・わ』の会」(栗村夏江代表)は3日、三沢市議会の議場で箏(こと)を演奏した。旧斗南藩士で同市ゆかりの偉人・廣澤安任(1830~91年)を題材にし、詩吟や舞踊を織り交ぜた舞台を披露。傍聴席の市民や市幹部、議員が聞き入った。

 議場でのコンサートは、開かれた議会を目指し、不定期で実施。同会は、小川原湖やミス・ビードル号など同市に関係のある演目を題材にして演奏活動を続けている。披露した「廣澤安任ものがたり」は幕末の動乱期に始まり、廣澤が数々の功績を上げるまでの人生を箏と詩吟、ビオラなどで表現した。

 栗村代表は「とても緊張したけれど、いい機会を与えてもらった」と笑顔を見せた。

 
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