Free南部町が果物ビール第2弾 リンゴ、モモ、ブルーベリーの3種厳選

「青森南部フルーツヴァイツェン02」をPRする(左から)田中綾乃さん、工藤祐直町長、フルーツ娘の月舘柊葉さん=5日、南部町役場

南部町と町特産品開発プロジェクト実行委員会(田中綾乃委員長)は、町特産の果物を使ったクラフトビールの第2弾「青森南部フルーツヴァイツェン02」を開発した。第1弾は7種類の果物を入れたが、今回はリンゴ、モモ、ブルーベリーの3種に厳選し、それぞれの風味が際立つ味に仕上げた。6日から町内の酒店などで販売を始める。

 町と実行委は「果樹の里・南部町」の認知度向上を図る目的で、加工品の開発を進めている。昨年6月に発表したクラフトビール第1弾は、販売開始から1カ月ほどで完売する人気ぶりだった。

6日から販売を開始する「青森南部フルーツヴァイツェン02」=南部町提供

 今回も八戸市の食育料理家なぎさなおこさんが協力し、同市のカネク醸造南郷醸造所で製造。販売は同町のなんぶ農園が行う。330ミリリットル入りで価格は880円(税込み)。

 5日は町役場で会見を開催。工藤祐直町長は「ゆっくりと飲むのにちょうどいい、女性向けの味わい。南部町の果樹園の風景を思い出しながら飲んで」と語った。田中委員長は「欲張らずに造った結果、それぞれの果物のおいしさを引き出せた。第1弾との味わいの違いを楽しんでほしい」と話した。

 
お気に入り登録