岩手県は５日、県内６２の定点医療機関から２月２４日～３月２日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が２４８人（前週比３９人減）、１機関当たりの平均は４・００人（０・６３人減）で、７週続けて前週を下回ったと発表した。県北地方では、久慈保健所管内が１８人（３人増）、１機関当たり６・００人（１・００人増）で、感染者数が前週より増えた。二戸管内は１３人（４人減）、１機関当たり４・３３人（１・３４人減）で減少した。

　県内１０保健所管内のうち宮古や県央など７管内で、感染者数が前週より減った。年代別では、１０歳未満や１０代、３０代、６０代、８０歳以上が前週を下回った。

　県内では、新たなクラスター（感染者集団）が、二戸管内の医療施設２件や福祉事業所１件、久慈管内の高齢者施設１件など、計６件発生した。