Free光の表現、作風の変遷たどる 画家庭田薫さん特別展 八戸・帆風美術館

庭田薫さんの作風の変遷をたどることができる特別展
南部町在住の画家庭田薫さんの特別展「光明への軌跡」が、八戸市北インター工業団地1丁目の帆風美術館で開かれている。柔らかな光の表現が特徴的な現在の作風に至るまでの変遷をたどる約40点が展示され、来場者の関心を集めている。4月13日まで。
庭田さんは、光の印象だけで記憶に残る作品を追求し、独自の技法を編み出して評価を高めてきた。市美術館で4月7日まで開催中の、地域ゆかりの作家を紹介する展覧会「八戸アーティストファイル2025」の一人に選ばれている。
今回の特別展では、庭田さんが何をどのように描くか模索し続けた約10年間に焦点を当てており、市美術館で紹介している作品とは異なる印象を感じることができる。帆風美術館は「描き方の違いを見つけて楽しんでほしい」とPRする。
時間は午前10時~午後4時。月、火、土曜休館。入場無料。3月30日と4月6日は、庭田さんが作品解説するギャラリーツアーと、一緒にコラージュパネルを作る企画を行う。ギャラリーツアーは午後0時半~1時で無料(申し込み不要)。パネル作成は午後1~4時で料金3千円、各日定員10人程度で要予約。申し込みは帆風美術館=電話0178(20)1335=へ。