Free11ぴきのねこキャラが一日郵便局長 三戸、商店街との連動企画も好評

押印する一日郵便局長のとらねこたいしょう

2月22日の「ねこの日」にちなんで、三戸郵便局(橋本正俊局長)は同日、局内で記念イベントを開催した。三戸町出身の漫画家、故馬場のぼるさんの絵本「11ぴきのねこ」のキャラクターが一日局長を務め、限定小型通信日付印を押印するサービスを行い、終日にぎわいを見せた。ファンたちは初開催の商店街の連動イベント「ねこのおもてなし」も楽しみ、商店主と交流を深めた。

 同郵便局は2010年から毎年ねこの日イベントを開催。限定小型印は毎年絵柄が違うため、全国からファンが訪れる人気ぶりだ。

 橋本局長から一日局長の辞令を受けた「とらねこたいしょう」は小型印を押印。別のねことともに窓口対応もこなし、ファンの写真撮影に応じた。

 八戸市から母と共に訪れた小泉茜莉さん(23)は、「東京の友達から頼まれてねこの日付印を買いに来た。ねこがとてもかわいいので来年も来るつもり」と話した。

ファンと商店主が交流した連動イベント「ねこのおもてなし」

 連動イベント「ねこのおもてなし」では、各商店が限定の食事やお菓子を提供。3店舗で合計1万円以上の買い物をすれば、同局からねこエプロンやねこTシャツのプレゼントがもらえる企画では、当初予定の11枚を超えて16枚が贈られるなど、一定の経済効果が見られた。

 参加店のうち「まちの楽校」で、鶏雑炊と焼き魚の「ねこまんま定食」を味わった東京都八王子市の大学生、田中千友さん(20)は「町内にはねこの石像などの見どころが満載だった。地元の方々も優しくて温かい気持ちになった。三戸に来て本当に良かった」と笑顔を見せた。

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