Free「農のおひな様」5年ぶり展示 地元野菜や果実で制作 道の駅なんごう/八戸

直売所に飾られた人形。下段には五人囃子も配置している
直売所に飾られた人形。下段には五人囃子も配置している

八戸市の道の駅なんごう直売所で25日から、地場産果菜を使った「農のおひな様」展示が行われる。コロナ禍での中止を経て、5年ぶりに復活。衣装に冬野菜や干し菊などがあしらわれ、地域らしさを表現。関係者は「買い物と合わせて展示も楽しんで」と呼びかけている。3月2日まで。

 今月24日、直売所の出荷者でつくる「ヤッサイなんごう友の会」の会員約50人が、道の駅で制作。材料はリンゴやカブ、ダイコンやゴボウなど。アイデアを出し合い、体や髪のバランス、表情などを決めた。

 平脇悦子副会長は「手も口も動かして、会員が元気になれた」と笑顔。例年、期間後半には人形がやや前傾するといい「しなびて年をとっていく様子も面白がってもらえたら」とユーモアを交えてPRした。

 直売所の営業時間は午前8時半から午後5時。人形は3月3日午前に片付ける予定。

 
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