Free【モノクロームに色をつけて 北奥羽カラー写真館】今は湖の底に

 昔懐かしい昭和の日常や風景を、身近にリアルに感じてもらおうと、デーリー東北が所蔵するモノクロ写真に色を付けてみました。写真をクリックすると、カラー化されます。


本紙2月24、25日付の紙面で「八戸平原開発」の60年の歩みを振り返る記事を前後編で連載しました。

 「八戸平原開発」とは、国主導による青森県南と岩手県北にまたがる丘陵地帯で農地造成などを行う事業。世増(よまさり)ダムの整備も含まれています。

 今回紹介する写真は、1972(昭和47)11月1日の紙面から。ダムの建設によってこの後水没することになる水吉(軽米町、写真上)、世増(南郷村、写真下)両集落の様子を撮影したものです。

 ルポ風の当時の記事によると、住民たちは葉タバコ、リンゴ、自家用の米を作って生活。交通の便は決して良くはなかったそうですが、「せわしい社会から離れた生活は平和なものだ」―と描写されています。

 ダムが完成したのは2003年。貯水によって生まれた湖は青葉湖と名付けられ、四季の移ろいを楽しめるスポットとして知られています。

画像編集ソフトのAI編集によってカラー化しました。実際とは色彩が異なる場合があります。「写真の色が違う」「こんな色だった」というご意見がありましたら、お待ちしております。

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もしかしてここかも・・・?


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