Freeせんべい汁や観光 八戸の多様な魅力アピール 東京・練馬でイベント

八戸せんべい汁研究所のメンバーらが八戸市の魅力をPRしたイベント
東京都練馬区の光が丘パークタウン(光が丘団地)で8、9の両日、八戸市をPRするイベントが開かれた。計約170人の参加者が八戸せんべい汁を味わうなどして、グルメや観光など多様な魅力に触れた。
パークタウンは都内屈指の規模を誇る住宅団地。イベントは、エリア内の多機能複合型ショッピングセンターを運営する企業や八戸せんべい汁研究所(汁研)などが共催した。5月から実施される、パークタウンと八戸との関係人口創出プロジェクトのキックオフ的な位置付けで企画された。
PRイベントは、団地内の飲食店で4回に分けて行われた。地元の少年サッカーチームを対象にした会には、選手や保護者ら約40人が参加。汁研のメンバーがせんべい汁を振る舞ったほか、木村聡所長が八戸の食文化やおすすめの観光ルートを紹介した。
子どもからは「初めて食べたせんべい汁がおいしかった」、保護者からは「旅行先の選択肢として検討したい」などと好評だった。
関係人口創出プロジェクトでは八戸のグルメや祭りなどをアピールし、八戸のファンを増やす取り組みが計画されている。汁研が主体的に携わる予定で、木村所長は「人の魅力やまちの楽しみ方などを知ってもらい、最終的には八戸への移住に関心を持ってもらえるところまで頑張りたい」と力を込めた。