Free【グラフ】2.8億人市場、秘める商機 本社主催のインドネシア視察

【研修意欲旺盛】技能実習生の送り出し機関「OSセルナジャヤ」の研修センター。日本で働くために日本語や文化を意欲的に学んでいた=4日

海外の経済情勢を学び、ビジネス展開の可能性を探るデーリー東北新聞社主催の海外市場視察団(団長・広瀬知明社長)は3~7日の5日間の日程で、インドネシアを訪問した。日本貿易振興機構(ジェトロ)の現地事務所や技能実習生の送り出し機関を見学。東南アジア諸国連合(ASEAN)最大の人口で堅調な経済成長を見せるインドネシアで、販路拡大や今後の事業展開へのヒントを探った。

 本社主催の海外視察はコロナ禍の中止もあったが、4回目となる今回は青森県内12の企業、団体から計17人が訪問した。

 人口約2億8千万人のインドネシア。ジェトロジャカルタ事務所では、2023年に外国企業の投資額が過去最高になり、市場ニーズの拡大が注目される同国の経済について聞き、質問するなどして学んだ。

 日本に技能実習や特定技能の人材を送り出す「OSセルナジャヤ」では、日本語教育の現場を視察。研修生との交流を通して、就労意欲の高さを体感した。市場やスーパーの視察のほか、伝統舞踊や寺院など、現地の歴史や文化にも理解を深めた。

 現地での様子をグラフで紹介する。

 ◆参加企業・団体 青森みちのく銀行、穂積建設工業、八戸工業大、エスティイー、青森県民共済生活協同組合、オートガード八戸、オフィス弁慶、メディカルコート八戸西病院、八戸液化ガス、大山建工、三八五流通
 ◆協力 日本貿易振興機構、OSセルナジャヤ



 
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