Free第2みちのく道ETC 3月10日供用開始

青森県は4日、第2みちのく有料道路(おいらせ町―六戸町、9・7キロ)で整備を進めている自動料金収受システム(ETC)について、3月10日午前10時から供用を開始すると発表した。みちのく有料道路(七戸町―青森市、21・5キロ)は既にETC導入済みのため、八戸市―青森市間をキャッシュレスで通行可能となり、料金所での渋滞緩和や利便性の向上が期待される。

 現在、第2みちのく有料道路では、高速道路の料金をETCカードで支払う場合、車載器からカードを取り出す必要があり、利用者が多い時間帯には度々、渋滞が発生する。ETC導入を求める声が多く、昨年5月から設置工事などを行っていた。

 この日の定例会見で宮下宗一郎知事は、人手不足が深刻な物流関連の課題解決や、利便性向上に伴う利用者の増加といった効果に期待感を示し、「料金設定に柔軟性を持たせることができるようになるなど、関連施策を検討する土壌が整った」と意義を強調した。

 
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