Freeインドネシアの経済学習へ 本社主催・海外市場視察団、現地に到着

結団式で視察の狙いを語る広瀬知明団長(奥右から2人目)=3日、羽田空港
結団式で視察の狙いを語る広瀬知明団長(奥右から2人目)=3日、羽田空港

海外の経済情勢を学び、今後のビジネス展開の可能性を探るデーリー東北新聞社主催の海外市場視察団(団長・広瀬知明社長)が3日、羽田空港を出発し、訪問先のインドネシアに到着した。青森県内の企業や団体から成る一行は7日までの5日間、首都ジャカルタの経済情勢やインドネシア人技能実習生の現状などを視察する。

 海外視察は2019年に始まり、コロナ禍の中断を経て4回目となる。今回は県内12の企業や団体から計17人が訪問している。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大の人口と経済規模を持つインドネシア。堅調な経済成長で製造業やサービス業、デジタル関連産業など多くの日系企業も進出している。

 視察先の一つであるジャカルタでは、日本貿易振興機構(ジェトロ)の現地事務所や、日本などへの技能実習生の送り出し機関などを訪問する予定。

 羽田空港で開かれた結団式で、広瀬団長は「インドネシアは急激に経済成長しており、技能実習生の受け入れは青森県内でも増えている。有意義な視察にしたい」とあいさつ。

 自動車の販売・整備を手がける「オートガード八戸」(八戸市)の鶴飼寿栄代表は「インドネシアの日本企業がどんな経済活動をしているか見てみたい。将来的に発展するとされる機動力を知って、アジアの他国とも比較できれば」と話した。

 
お気に入り登録