Free雪見列車で料理や地酒を 三沢―青森間 青森屋と青い森鉄道企画

沿線の風景や地酒を堪能しながら電車旅を楽しむ乗客=24日
沿線の風景や地酒を堪能しながら電車旅を楽しむ乗客=24日

三沢市の「星野リゾート 青森屋」と青い森鉄道は25日から、三沢―青森間で、雪景色を眺めながら料理や地酒を楽しめる「酒のあで雪見列車」を運行する。1人1万5千円(税込み)で事前予約制。2月16日までの土、日曜に運行する。

 冬季観光を盛り上げようと2016年にスタートし、今回で8回目となる。

 列車内では5種類から選べる地酒3種と酒に合う料理「まぐろ尽くしの酒のあで」を提供。「お造り」や「漬けまぐろの長芋山掛け」など、マグロをふんだんに使ったメニューを味わえる。ねぶた囃子(ばやし)をJRねぶた囃子会が奏でるほか、車窓から見える雪国ならではの絶景を楽しめる。

 24日は関係者を招いたプレ運行を実施。電車は景勝スポットで速度を落としたり、一時停止したりと、乗客が絶景を満喫できるよう運行された。

 青森屋の須道玲奈総支配人は「青森の食、雪景色、ねぶた囃子の三つが楽しめる列車になっている。県外の人にも地元の人にも楽しんでもらえれば」と話した。

 定員は30人。利用日の1週間前までに青森屋の公式ホームページで申し込みが必要となる。

 
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