Free八戸産魚介類のうま味凝縮 ブイヤベースフェスタ2月から、16店参加

八戸のハマの活性化を目指す地元有志の団体「八戸ハマリレーションプロジェクト」は2月1日から3月末までの2カ月にわたり、「八戸ブイヤベースフェスタ2025」を開催する。八戸、三沢両市のレストランなど計16店舗が参加。八戸港に水揚げされた魚介類のうま味が凝縮したブイヤベースを提供し、八戸産の魅力をアピールする。
2012年に始まり、今年で14回目。食材に使う水産物やスープの味わいは各店で異なるが、▽八戸港に水揚げされた魚介類を最低4種類使用▽スープを活用した料理も用意し、「一皿で二度おいしい」―といったルールを設けている。
近年は地元や近隣地域からの来店に加え、観光客やインバウンド(訪日客)の利用も増えているという。
期間中は各店で「八戸ブイヤベーススープ缶詰」を販売するほか、2月17日には八戸市のマチニワで行われるイベントでブイヤベースを提供。いずれも売り上げの一部を能登半島地震の復興支援活動に寄付する。
22日は各店のシェフらが八戸プラザホテルで記者会見し、今年のメニューの特色などを説明。「ラ・メゾン ポデタン」(同市)の三浦祐紀オーナーシェフは「八戸はすごいまちだと思われるような料理を提供したい」と意欲を示した。
八戸プラザホテルの須田忠幸総料理長は「八戸港に揚がる魚が年々変わってきているので、そうした魚介をいかに上手に使うかが各シェフの腕の見せどころ。今年も楽しみにしてもらいたい」とPRした。
予約、問い合わせは各店へ。参加店は次の通り。
▽八戸市 Yui、八戸パークホテル、ル・ムロン・デ・オワゾ、kitchenプルトワ、八戸プラザホテル、レスタウランテ&バール サウーヂ、ラ・メゾン ポデタン、グランドサンピア八戸、ボワラ、炭焼きイタリアンバル ポルタオット、スペインバル リベル、North40―40八戸、フレンチ食堂セゾン、Sawauchi、ビストロ エトッフ
▽三沢市 North40―40三沢