三八地域の多くの小中学校で１４日、３学期の始業式が行われた。子どもたちは冬休み中の楽しい思い出を胸に登校し、久々に会うクラスメートと笑顔であいさつを交わした。

　八戸市立江陽小では、体育館に全校児童が整列。笹川力校長があいさつで「今日から新たな気持ちで頑張り、『きずなＭＡＸ（マックス）』の江陽小にしましょう」と呼びかけた。

　５年１組の教室では、児童が冬休み中に取り組んだ問題集などを提出した。梅内足人（たると）さん（１０）は「正月に家族でボードゲームをしたのが楽しかった。３学期は苦手な国語の文章問題や、明るいあいさつを頑張りたい」と話した。

　青森県教委によると、同日に始業式を行ったのは県内小学校の１６・５％、中学校の３２・４％。上北、下北地域の小中学校は大半が１５日に実施する。