Free上手にパスできるかな? 南部町と岩手県山田町の児童、ブレイズ選手と交流

松渕雄太選手(右)の指導を受けながら、パス練習を行う児童
松渕雄太選手(右)の指導を受けながら、パス練習を行う児童

南部町と岩手県山田町は9日、八戸市のフラット八戸で、スケート体験交流会を開催した。両町に所在する三つの小学校の児童が、アジアリーグアイスホッケーの東北フリーブレイズの選手から指導を受けながら、スケートやアイスホッケーのこつを学んだ。

 交流会は、長年続く両町の交流事業の一環。子どもたちにアイススポーツの楽しさを学んでもらうため、ブレイズの協力を得て初めて同施設で開催された。

 この日は、南部町立福地小、町立名川小、山田町立山田小の4~6年生33人が来館。武部虎太朗選手や松渕雄太選手ら5人が講師を務めた。冒頭では、選手が児童にスケーティングの技術を伝授した上で、全員でリンク上を反時計回りに滑走。児童は選手の後を追いかけたり、速さを競ったりして楽しんだ。

 その後は、子どもたちがスティックを握りしめて選手とパス練習をしたり、リンク上を自由に滑り回ったりして交流を深めた。

 福地小5年の夏坂心遥(こはる)さん(11)は、「リンクを滑るのがとても爽快だった。選手からスティックの扱い方やパスワークを褒められてうれしい」と充実感をにじませた。

 武部選手は、「子どもたちが終始楽しそうな様子でほっとした。試合にもぜひ足を運んでほしい」と話していた。

 
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