Free輪禍抑止、飲酒運転根絶を 初点検式で決意新た 久慈市交通指導隊
久慈市交通指導隊(熊谷好行隊長)は7日、市役所本庁舎で初点検式を行った。同市内では昨年1年間を通じて交通死亡事故ゼロを達成。隊員は遠藤譲一市長や岩間茂久慈警察署長らの視閲を受け、2年連続の輪禍抑止と飲酒運転の根絶へ、士気を高めた。
岩手県沿岸北部4市町村を管轄する同警察署管内の交通死亡事故は、2023年11月に久慈市山形町で発生したのが最後。24年は同署開設以来初の年間ゼロだった。
式では、遠藤市長が「皆さんは地域の交通安全を守る要。関係団体と連携して、交通事故で泣く人が出ないよう頑張っていきたい」と訓示。熊谷隊長が「依然として飲酒運転による摘発者が散見される。引き続き交通安全思想の普及、交通事故防止活動に取り組んでいく」と決意表明した。
引き続き隊員は新年最初の活動として車3台で市内を巡回し、住民らの安全意識啓発を図った。