Free帰省に合わせ一足早く 洋野で「二十歳のつどい」

記念撮影に臨む新成人
記念撮影に臨む新成人

洋野町の成人式「二十歳のつどい」が4日、町民文化会館で開かれた。対象者141人のうち約110人が出席し、友人や恩師との旧交を温めながら新成人としての自覚を新たにした。

 同町では例年、成人の日に式典を開催していたが、参加のしやすさを考慮し、今回は年末年始の帰省時期に合わせて実施した。

 式典では岡本正善町長が「町の活性化には若い力が必要。コロナ禍を経て身に付けた忍耐力や寛容性を生かし、町内外で大いに活躍して」とエールを送った。

 大野中学区の上小路莉音さんは、両親への感謝を涙ながらに朗読。「2人が外に出られなかった分、私が色んな景色を見せていきたい」と約束した。誓いのことばでは、中野中学区の橋場柊一郎さん、馬場櫂斗さんが「社会人として教養と思いやりのある社会性を身に付け、責任のある道を歩みたい」と力を込めた。

 参加者は思い出のフォトアルバム上映で盛り上がったり、同町出身のアーティストShimo-Ren(シモレン)さんらのライブを楽しんだりして、互いに節目を祝った。

 
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