Free「ただいま」笑顔もお土産 帰省ラッシュが本格化/八戸駅
笑顔でただいま―。年末年始を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが28日、本格的に始まった。JR八戸駅では新幹線が到着するたびに帰省客が続々と降り立ち、出迎える家族や友人と再会を喜び合った。
この日、八戸駅はお土産やスーツケースを手にした家族連れや学生らで混雑。改札前では家族を見つけて手を振ったり、駆け寄ったりする姿が見られ、「久しぶり」「よく来たね」と会話を弾ませていた。
JR東日本によると、東京発下りの新幹線は30日まで夜間を除いてほぼ満席。年末年始期間(27日~来年1月5日)の予約席数(10日現在)は前年同日比23%増でUターンのピークは1月3日の見通しだ。
年末年始は曜日の並びから最大9連休が可能。家族で十和田市に帰省する埼玉県川口市の公務員佐々木悠介さん(37)は「いつもより長く滞在できる。元気な孫の顔を見せたい」と話し、長女の里緒ちゃん(5)は「雪の結晶を見たい」とわくわくした様子だった。