青森県は２６日、新たに八戸市・三戸地方、青森市・東地方、弘前の３保健所管内にインフルエンザ注意報を出した。上十三管内の注意報は継続した。１６～２２日の１定点当たりの感染者数はそれぞれ、八戸市・三戸地方１４・９２人（前週比６・２５人増）、青森市・東地方２８・５８人（１９・６６人増）、弘前１１・５０人（４・００人増）となり、発令基準である１０人を上回った。上十三は２０・３３人（７・６６人増）。

　県内５８定点医療機関から報告があった感染者数は９１３人（４７１人増）で、１定点医療機関当たり１５・７４人（前週比８・１２人増）となり、前週から倍増した。

　そのほかの保健所管内の１定点当たりの患者数は、むつ６・１７人（３・３４人増）、五所川原４・７１人（３・２８人増）だった。

　県保健衛生課によると、「新型コロナウイルスに対する基本的な感染対策が、季節性インフルエンザにも有効」として、マスクの着用や手洗い、換気の徹底などを呼びかけている。