Free【Dash】スピードスケート・八学光星高 上田千聖 目指すは悲願の全国入賞
短距離が専門の1年生。中学時代は全国での入賞を惜しくも逃しているだけに、「新たな舞台で入賞を目指す」と力強く意気込む。
姉聖華さんの影響で、小学1年の頃に本格的に競技を始めた。すぐにのめり込み、「少しでも速くなりたい」一心で心身を鍛えてきた。
中学時代は毎年全国大会に出場しながらも、入賞には届かなかった。高校ではスケート部のほか、陸上部にも所属して実力を伸ばしている。
成果は早速表れた。9月に北海道で開かれた十勝オーバル競技会の500メートルで、41秒91の自己ベストを記録。コーナーでもスピードを落とさない持ち味も発揮し、「手応えを感じられた」と自信をのぞかせる。
全国大会は1カ月後に迫る。「500メートルではスタートダッシュに磨きをかけたい。一周30~31秒前半でラップを刻めれば」と意欲を燃やす。
【うえだ・ちさと】 2009年2月生まれ。三戸町出身。町立三戸小─三戸中─八学光星高1年。154センチ。