Free駐車場の利用開始 野辺地町役場、新庁舎の建設事業完了

野辺地町役場新庁舎の駐車場利用が始まった=25日
野辺地町役場新庁舎の駐車場利用が始まった=25日

野辺地町役場の旧庁舎跡地に整備された駐車場が25日から供用され、駐車場から新庁舎に接続する正面入口(北口)などの利用も始まった。これで庁舎の関連工事が全て終わり、2022年8月にスタートした建設事業は完了した。

 駐車場の広さは約1500平方メートルで、一般来庁者が利用できるのは計58台分。駐車場整備により正面入口のほか、東口と職員玄関も使用できるようになった。庁舎解体なども含んだ全体の事業費は約25億6千万円。

 これまでは庁舎から離れた中央公民館の駐車場などに車を置き、数分歩く必要があった。また、庁舎に入るには国道279号に面した西口だけだった。

 野村秀雄町長は取材に「8月に庁舎の供用は始まっていたが、ようやく完全竣工(しゅんこう)を迎えた。駐車場が整備されたことで、来庁者の利便性が格段に上がる」と強調した。

 
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