Freeデジタル広告で地域経済支援 本社とワンクルーズ(札幌)がパートナー契約
デーリー東北新聞社(広瀬知明社長)は23日、新たに展開するデジタル広告商品の運用について、デジタルマーケティングの総合コンサルティングを手がけるワンクルーズ(札幌市)とパートナー契約を締結した。デジタル広告の提供を通して、北奥羽地方の企業・団体のマーケティング戦略と、ビジネスチャンス拡大を支援する。
広告ターゲットの選定から配信設定、広告掲載結果のレポートまで手がけるワンクルーズは、グーグルやフェイスブックから広告成功事例として取り上げられているなど、デジタル広告の運用に定評がある。
本社は来月からワンクルーズと連携し、交流サイト(SNS)やYouTubeなどに配信するデジタル広告の新商品「デジロカ」、新聞広告とデジロカをパッケージにした商品「アドサンド」を展開する。ワンクルーズが新聞社と広告商品を共同開発し、提供するのは初めて。
八戸市の本社で行われた契約締結式で、ワンクルーズの向山貴晃取締役(十和田市出身)は「北奥羽エリアはまだデジタル広告の浸透率が高くない。まずはデジタル広告の土壌をつくり、新聞広告とのクロスメディアが広まるよう努めたい」と抱負を語った。
広瀬社長は「デジタル広告をターゲットに届けるためのノウハウを持っているワンクルーズと組むことで、お客さまの課題解決へのメリットは高くなるはずだ」と述べた。