Free味も見た目もこだわり 二十歳の式典で料理提供 百石高生が試食会

二十歳の記念式典のリハーサルを兼ねて来賓や教職員らに振る舞う料理を準備する生徒

青森県立百石高(志村博校長)食物調理科の3年生28人は、来年1月12日に行われる「おいらせ町二十歳の記念式典」の祝賀会で出席者におもてなしの料理を提供する。13日は同校でリハーサルを兼ねた試食会が行われ、教職員や来賓らに料理の腕を振るった。

 同科の総合調理実習の一環。記念式典での料理の提供は、新型コロナウイルス禍を除き、毎年行っており、3年間の集大成との位置づけだ。

 この日、提供されたメニューは「海の玉手箱~パエリア~」や「プリッ♡プリッ♡エビチリ」「煌(きら)めく宝石ゼリー」など12品目。盛り付けや彩り、ネーミングなどを考え、味以外の細部にもこだわった。式典当日は12品のうち7品程度、約250食を作る予定だという。

 試食した成田隆町長は「見た目も味も良く若い人に好まれそう。いい記念式典なる」と絶賛した。

 3年の助川和悠さん(17)は「(本番は)20歳を迎える方たちのお祝いの機会なので、おもてなしの心を持って調理したい」と意気込みを語った。

 
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