大間町への注目度が高まる、来年１月５日に東京・豊洲市場で開かれるマグロの初競りに合わせ、同町で地域おこしを手がける「Ｙプロジェクト」は２０日から大間マグロが当たる、新年の強運アイテムセットを販売する。１４日から予約受け付けを開始。商品開発担当の吉田静香さんは「マグロ漁師の仕事道具を利活用するなどした、運を引き寄せるパワーアイテム。応援してくれる多くの人に届けばうれしい」とＰＲする。

　商品は、津軽藩ねぷた村（弘前市）の職人が和紙で制作した「マグロねぷた」の新年限定バージョンと、漁師が使わなくなったマグロ針と大漁旗をリメークしたキーチャームのセット。大間のマグロ漁師が好んで船名に付ける「３」と「８」にちなみ３８個限定で、税込み３８００円。

　はずれのないくじ付きで、特賞として大間マグロの赤身と中トロをセットにしたさくを１人にプレゼント。そのほか、Ｙプロジェクトで使える商品券５００～２千円が必ず当たる。

　初競りに合わせた特別商品の販売は毎年行っているが、マグロが当たるくじ付きは初めて。吉田さんは「赤字になるが、一番マグロの夢を皆さんと分かち合いたい」とアピールする。

　申し込みはネットショップ「マグロ一筋通販部」のほか、電話で受け付ける。問い合わせや予約は、Ｙプロジェクト＝０１７５（３７）５０７３＝へ（平日のみ受け付け）。